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安田芙充央 (Fumio Yasuda) 作曲家・ピアニスト

日本、ヨーロッパを基軸に活動する作曲家・ピアニストである。
作品はバーゼル室内管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団など海外のオーケストラや演奏家に演奏されている。
ジャズ・ピアニストとしても一流の腕を持っており、独Winter and Winterより2000年にCD「花曲(KAKYOKU)」でヨーロッパ・デビュー。「日本現代音楽の百科事典と称しても過言ではない、ピアノの第一音から始まるその音楽性と緊張感は、このCDを通して崩れることがない」と独フランクフルターアルゲマイネ紙は評し、同紙特選盤に選出される。
また、オペラの作編曲・翻案「Der Kastanienball(ディア・カスタニアンバル)」(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル 2004にて初演) など、新しい試みにも挑戦し続けており、 クラシック、ジャズを超越した「現代で最も個性的」(独「Kieler Nachrichten」紙 )と評される。その後、チェリストのErnst Reijseger、ヴォーカリストTheo Bleckmann、アコーディオン奏者Teodoro Anzellotti などヨーロッパの第一線ミュージシャンと共演を続ける。
2014年ウイーン楽友協会大ホールにデビュー。作編曲家・ピアニストとしてウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団と共演。映像音楽はベネチア国際映画祭コンペ部門正式出品作 リー・カンション監督「Help Me Eros」などの海外の映画音楽やNHK/BSプレミアムの音楽など多数。
現在は古楽合奏団フォルマ・アンティクァ(Forma Antiqva)、Exaudi vocal ensemble、ヨアヒム・バーデンホルストらと共演、レコーディングを重ねる。2021年6月、独 Winter and Winterよりベストアルバム「My Choice」をリリース。
2023年、第29回日本プロ音楽録音賞ベストパフォーマー賞を受賞。
また、2023年5月よりヴォーカリスト吉田美奈子とジャズピアニスト石井彰とのユニット「ECHO」を開始し、2024年1月まで活動。2023年6月に独 Winter and WinterよりCD「エケケイリア」、2024年11月 CD「SORA」をリリース。